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カラーがしみる方に知っておいてもらいたい事2017/7/25

カラーをする時にしみる。。。

2015年 消費者安全調査委員会の「毛染めによる皮膚障害」調査報告により
ヘアカラー時のしみる」「かぶれる(皮膚炎)」といった症状の増加に注意喚起が公表されました。

「いつもしみる」「時々しみる」「全くしみた経験がない」

人によってそれぞれかと思います。

主な原因は?

  • 頭皮に傷があるなどの頭皮環境の問題
  • 体調不良やホルモンバランスによる免疫力低下の問題
  • 薬剤が合わない、アレルギーの問題
などが考えられます。

僕自身、カラーをすると頭皮に傷みを感じ、数日間はかゆみ、フケが出る
時には全身に湿疹ができたりしますし、
仕事の際も薬剤を素手で触るとアレルギーにより手がボロボロになるので、
薬剤の使用時は細心の注意しております。

今回はカラーがしみる方の原因と対策を。


なぜしみる?(皮膚炎)


皮膚炎の症状は主に2つ

カラー塗布、放置中のピリピリとした頭皮の傷み
ブリーチ時に起こりやすい、頭皮が熱を持つような感覚
いわゆる「カラーがしみる

これはアレルギーの問題より、薬剤による接触性皮膚炎のケースが考えられます。


当日、翌日以降に痒み、痛み、腫れなどの症状がでる
これはアレルギー性皮膚炎の疑いがあります。
アレルギー皮膚炎の場合は、花粉症と同じように一度症状が出ると治る事はありません


カラー剤の主にしみる原因を与える成分


  • ジアミン
  • アルカリ
  • 過酸化水素


ジアミンパラフェニレンジニアミン)はアレルギーリスクが非常に強く、
カラーのかぶれ(アレルギー皮膚炎)のおおよその原因はこれです。
僕はジアミンアレルギーを持っています

一部使用禁止としている国もある成分です。

一般的な(アルカリ)カラー剤は
1剤(アルカリ剤)と2剤(過酸化水素)を混ぜて使用します。
(市販で染めた経験のある方は2つの薬を混ぜて振った経験があるはず)

2つを混ぜる事でアルカリ性のカラー剤となり、アルカリ弱酸性の頭皮に刺激接触性皮膚炎)を与えます。


ヘアマニキュア、トリートメントカラーなどは染める仕組みが違うので、痛みになりません



さて、ここで出てくるのが

オーガニックのカラー剤なら大丈夫!?


結論からいいますと
オーガニック(植物成分配合など) といっても一概にいいとはいえない。です

確かにオーガニックカラーは肌に優しい成分、髪にも優しい成分配合で
刺激を抑えられます。


こちらをご覧下さい。

1.一般的なサロンカラー1剤の成分



いますね。最初にパラフェニレンジアミン

2.オーガニックカラー1剤の成分


成分表の並び順は配合量の多い順です。

2のオーガニックカラーをご覧頂くと
ジアミン」という成分がありますね。

アレルギー性皮膚炎の症状が出やすい方は、例えオーガニックでも
ジアミン系の成分で同じ症状がでる可能性はあります。

1剤と2剤を混ぜるカラー剤の性質と効果がある以上は
リスクはあります。

他にも植物染料のヘナカラーがありますが、

ヘナ100%のもの
化学染料を混ぜた(ジアミンを含む)もの

2種類が存在します。

ヘナ100%のものでも人によっては、
ヘナアレルギー植物アレルギー、ヘナに含まれるインディゴのアレルギー
でかぶれ、炎症を起こす人もいるようです。

対策は?


美容師側の対策
  • カラー前にシャンプーをしない(頭皮の油分を落とさない)。
  • 頭皮に付かないように塗布をする
  • 保護スプレー(オイル)で頭皮を守る
  • 低刺激の薬剤を使用する

カラーがしみる方自身の対策
  • 当日はシャンプーしてこない
  • 日頃のシャンプー時などに頭皮に傷をつけたり、肌に合わないものは使わない
  • はじめての美容室では担当者にしみやすいことを事前に伝える。
  • 頭皮の状態、体調が悪い時は無理をしない



まとめ


人によって、
「しみる」「しみない」
「原因」「対策」
はそれぞれになります。

僕たち美容師側でできる事は細心の注意をはらい対策致しますが、
補いきれない部分もありますので、
何らかの症状が出やすい方はご相談下さい。

また今までしみる事がなかった方も突然アレルギー症状がでることもありますので
しみる場合はあまり無理をせずお伝え下さい。


しみやすい方でもカラーを楽しめますように!!!


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